Washington Japanese Women’s Network

「Washington Japanese Women’s Network」は1995年の夏、数人の女性たちがワシントン郊外ベセスダで始めた小さな集いが始まりです。この地で「何かしら日本に関わり、日本語をしゃべる」女性たちが一人でも多く長く、経済的社会的に自立して生きていくには、相互に知り合い、学び合い、助け合うことが大切なことと考え、ワシントン地域を中心とした生活情報の交換や勉強、議論の「場」を作ってきました。過去の活動と記録をごらんください。

出会いが作った「つながり」

振り返れば10年間で延べ1000人を超える出会いの場となりました。一つ一つの集まりは決して派手な催事ではありませんでしたが、集ったひとりひとりの方々が、輝くしずくのような時を作ってくださいました。この出会いが作ったつながり「ネットワーク」 は今も様々なところですばらしい資産として活きています。今このつながりをさらに発展させたいと考えました。10年前には考えられなかったコミュニケーションの手段を使って、世界に散らばる日本女性たちをサイバースペースでつなぎます。ベセスダに来られなくても、このホームページを訪れてください。

誰でも参加できる学びの場として

多くの日本女性たちがここ10年、様々な国、分野で様々な活動をしていますが、それらは限られた学会、業界、メディアなどを通じて、特定の分野の人しか知ることが出来ません。個人でホームページをつくる時間のゆとりもないのが実情です。そこで、会員の活動コーナーでは、希望する会員がこれを自分のホームページとして使い、過去に書いた論文、論考、記事、著書などを紹介し、読者に学びの機会を広げるものです。

季刊誌「VIEWS」

また、WJWNはこのたびウェブマガジンVIEWSを発刊します。1年に4回発行の季刊誌として、世界中の様々な国や地域に働き、旅し、暮らしている方達から、日々の思い、意見やメッセージなど、お互いに分かち合いたいことや伝えたいことを書き送ってもらいます。どこでもいつでもWJWNのホームページを開いてみてください。きっと良い出会いのひとときがあるはずです。

2005年春 上野真城子(WJWN創設者・代表)
人生を駆ける女性たちの溜まり場(国際開発ジャーナル1996年7月号)