子供と楽しむワシントンDCとその近郊 船橋 めぐみ(Funahashi, Megumi) - WJWN(Washington Japanese Women's Network)

VIEWS

ワシントンと私

子供と楽しむワシントンDCとその近郊:VIEWS 2017年春号(第49号)掲載

船橋 めぐみ(Funahashi, Megumi)

ワシントンDCから近いメリーランド州ニードウッド湖でカヤック遊び
ワシントンDCから近いメリーランド州ニードウッド湖でカヤック遊び

ワシントンD.C.

ワシントンに来て早くも5年、メリーランド州に住んでいる。DCはあまり行かないなぁ、と思って今まで撮った写真を見直してみたら、思ったよりもたくさん出かけていたことに気付いた。ホワイトハウス、ワシントン・モニュメント、タイダル・ベイスン、国立動物園、ボタニックガーデン、自然史博物館、ナショナル・ギャラリー、ハーシュホーン美術館、フリーア美術館、フィリップス・コレクション、レンウィック・ギャラリー、航空宇宙博物館、アメリカンインディアン博物館、ニュージアム、スパイミュージアム、まだまだありそう。

そういえば、DCに出かけても、最近道に迷わなくなった。道は格子状になってるし、通りの名前もシンプルで分かりやすいのだけれど、なにせ私は極度の方向音痴。必ず反対方向に進んでしまう習性がある。14thストリートから西側の15thに向かうのに、何度東側の13thに出たことか。スマホの地図がなければどこにも行けなかったのに、成長したな、私。

子供が学校に行っている間に、こっそりDCに出かけたこともあったけれど、ほとんどは子供が一緒。子供が楽しいと思ったところは、やっぱり心に残る。

リピート率ナンバー1は動物園。もう案内図を見なくても歩けるくらい。オランウータンがケーブルを伝って空中遊泳のように移動する場所があって、何度見ても楽しい。出現頻度が高いのは春かな。ちなみに、息子が好きなのは、4、5歳の時はタコ(動物園でしょ、と突っ込まないで。そして、もうそのタコはいない。)6歳ぐらいの時は、アマゾン館と爬虫類館。8歳の今は、小型哺乳類とハダカデバネズミ。うん、地味だ。

2位は、自然史博物館と航空宇宙博物館が同点か。どちらも子供が楽しいところだけれど、広いので疲れる、疲れる。適度に休憩するとか、2時間だけにするとか、見るものを事前に子供と決めておくことをおすすめしたい。

美術鑑賞にも行ったな。美術鑑賞が苦手な息子だけれど、懲りずに数回足を運んだナショナル・ギャラリー。でも、外の噴水で過ごす時間が一番長いという結果に。無念。そんな息子も、現代っぽいオブジェの多いレンウィック・ギャラリーはお気に入り。展示数が少ないので飽きる前に見終わるのがミソだ。同じく現代美術のハーシュホーンも反応は悪くない。でも、ここは広いので長居しすぎると飽きられる。

DCの中心もいいけれど、近郊にも楽しいスポットがたくさんある。電車でDCに出るより、車で出かける方が気楽だったりする。以下にいくつか挙げてみたい。

DC近郊–メリーランド州

ストラスモアの屋外広場では夏の間、無料のコンサートが毎週開かれる
ストラスモアの屋外広場では夏の間、無料のコンサートが毎週開かれる

ストラスモア (Strathmore Concert Hall) の屋外サマーコンサート

DCから北へ地下鉄で30分、メリーランド州にあるストラスモア・コンサートホールの屋外広場で行われるサマーコンサート。実は私は近くに住んでいて、徒歩で行ける。6月末~8月中旬の毎週水曜日の夕方に開かれるコンサートは無料だが、音楽の質は高い。出演するバンドは毎週変わって、ジャンルも様々だけれど、踊り手ノリノリの音楽が多い。軽食とアルコールの販売もあるし、持ち込みも自由。毎週ビールを持って出かけた。息子は音楽に興味はない様子だが、芝生で友達とサッカー三昧。親子ともにウィンウィンなイベントだ。

ロック・クリーク・パーク (Rock Creek Park) のプラネタリウム

所在地はDCだが、メリーランド州との境界近くにある知る人ぞ知るプラネタリウム。なんと無料だ。小さなプラネタリウムだけれど、ナショナルパークのレンジャーが解説してくれて満足感がある。息子には難しい内容だが、宇宙に魅せられて楽しかったと言っている。私?あの暗さと星の瞬きに魅せられて寝ちゃいましたけど。

ニードウッド湖 (Lake Needwood) とカヤック

ジップラインGoApeでターザンになった気分
ジップラインGoApeでターザンになった気分


ロックビルとゲイザースバーグの間にある。家から車で20分の近さなので、何度か訪れて遊んだ。カヤックやボートをレンタルできる。他にも、トレイルあり、バーベキュー・スペースありなので、一日遊べる。ジョギング好きの夫は、ここから走って帰ってみたことも。2時間後に再会。カヤックなどのレンタル料金は、1時間13ドル。名だたる観光地なら数倍の値段なのでは。そりゃ、景色に違いはあるけど、ニードウッド湖も十分美しい。残念なのは飲酒は禁止。メリーランド州は、お酒に厳しいのだ。見回りも、馬に乗ってくるので、匂いに敏感な動物相手に、こっそりなんて考えは厳禁よ。それから、ここには「GoApe」というジップラインのアドベンチャー施設がある。木と木の間に張ったワイヤーをシューッて滑るやつ。まさにターザンになる瞬間。10歳未満はできないので、子供が学校の間に友人と出かけた。楽しかった~。

ビリー・ゴート・トレイル (Billy Goat Trail) の岩歩き

急傾斜の岩場歩きを楽しめるポトマック川沿いのビリー・ゴート・トレイル
急傾斜の岩場歩きを楽しめるポトマック川沿いのビリー・ゴート・トレイル

DCから車で30分ほど、ポトマック川沿いに北上するとダイナミックな滝を見られる。高さは低いけれど、急流でドキドキする。川を挟んで東がメリーランド州、西がバージニア州で、それぞれに公園がある。ビリー・ゴート・トレイルは、メリーランド側。グレートフォールズを横目に、岩場のトレイルを歩く。途中、急傾斜の岩場もあってスリル満点だ。子供は大興奮間違いなし!グレートフォールズ見学が目当てなら、バージニア側がおすすめ。バーベキュー・スペースがたくさんあるのもバージニア側だ。

街にはない魅力を発見できますよ。

著者紹介

船橋 めぐみ(Funahashi, Megumi)

2012年夏、夫の転勤に伴って渡米。アウトドア好きな一児の母。趣味は、山歩き、テニス、ピアノ。



お知らせ

2017/05/01
VIEWS 2017年春号を公開しました。
2017/02/01
VIEWS 2017年冬号を公開しました。
2016/11/06
VIEWS 2016年秋号を公開しました。
2016/08/06
VIEWS 2016年夏号を公開しました。
2016/05/01
VIEWS 2016年春号を公開しました。
2016/01/30
VIEWS 2016年冬号を公開しました。
2015/11/01
VIEWS 2015年秋号を公開しました。
2015/07/26
VIEWS 2015年夏号を公開しました。
2015/04/26
VIEWS 2015年春号を公開しました。
2015/01/04
VIEWS 2015年冬号を公開しました。
2014/10/09
VIEWS 2014年秋号を公開しました。
2014/07/18
VIEWS 2014年夏号を公開しました。
2014/4/21
VIEWS 2014年春号を公開しました。
2014/1/23
VIEWS 2014年冬号を公開しました。
2013/10/08
VIEWS 2013年秋号を公開しました。
2013/07/08
VIEWS 2013年夏号を公開しました。
2013/04/08
VIEWS 2013年春号を公開しました。
2013/01/09
VIEWS 2013年冬号を公開しました。
2012/10/15
VIEWS 2012年秋号を公開しました。
2012/07/09
VIEWS 2012年夏号を公開しました。
2012/04/09
VIEWS 2012年春号を公開しました。
2012/01/17
VIEWS 2012年冬号を公開しました。
2011/10/12
VIEWS 2011年秋号を公開しました。
2011/10/12
VIEWSバックナンバーを追加しました。
2011/07/12
VIEWS 2011年夏号を公開しました。
2011/04/06
VIEWS 2011年春号を公開しました。
2011/01/11
VIEWS 2011年冬号を公開しました。
2011/01/11
VIEWSバックナンバーを追加しました。

更新履歴

2017/05/01
VIEWS 2017年春号を公開しました。
2017/02/01
VIEWS 2017年冬号を公開しました。
2016/11/08
VIEWS 2016年秋号を公開しました。
2016/08/08
VIEWS 2016年夏号を公開しました。
2016/04/20
VIEWS 2016年春号を公開しました。
2016/02/01
VIEWS 2016年冬号を公開しました。
2015/11/01
VIEWS 2015年秋号を公開しました。
2015/07/26
VIEWS 2015年夏号を公開しました。
2015/04/12
VIEWS 2015年春号を公開しました。
2015/01/04
VIEWS 2015年冬号を公開しました。
2014/10/09
VIEWS 2014年秋号を公開しました。
2014/07/18
VIEWS 2014年夏号を公開しました。
2014/4/21
VIEWS 2014年春号を公開しました。
2014/1/23
VIEWS 2014年冬号を公開しました。
2013/10/08
VIEWS 2013年秋号を公開しました。
2013/07/08
VIEWS 2013年夏号を公開しました。
2013/04/08
VIEWS 2013年春号を公開しました。
2013/01/09
VIEWS 2013年冬号を公開しました。
2012/4/9
VIEWS 2012年春号を公開しました。
2011/10/12
VIEWS 2011年秋号を公開しました。
2011/10/12
VIEWSバックナンバーを追加しました。
2010/12/22
VIEWSバックナンバーを追加しました。
2010/10/14
VIEWS 2010年秋号を公開しました。
2010/10/10
Webサイトをリニューアルしました。

バックナンバー

2017年
2017年春号(第49号)
2016年
2016年秋号(第47号)
2016年夏号(第46号)
2016年春号(第45号)
2016年冬号(第44号)
2015年
2015年秋号(第43号)
2015年夏号(第42号)
2015年春号(第41号)
2015年冬号(第40号)
2014年
2014年秋号(第39号)
2014年夏号(第38号)
2014年春号(第37号)
2014年冬号(第36号)
2013年
2013年秋号(第35号)
2013年夏号(第34号)
2013年春号(第33号)
2013年冬号(第32号)
2012年
2012年秋号(第31号)
2012年夏号(第30号)
2012年春号(第29号)
2012年冬号(第28号)
2011年
2011年秋号(第27号)
2011年夏号(第26号)
2011年春号(第25号)
2011年冬号(第24号)
2010年
2010年秋号(第23号)
2010年夏号(第22号)
2010年春号(第21号)
2010年冬号(第20号)
2009年
2009年秋号(第19号)
2009年夏号(第18号)
2009年春号(第17号)
2009年冬号(第16号)
2008年
2008年秋号(第15号)
2008年夏号(第14号)
2008年春号(第13号)
2008年冬号(第12号)
2007年
2007年秋号(第11号)
2007年夏号(第10号)
2007年春号(第09号)
2007年冬号(第08号)
2006年
2006年秋号(第07号)
2006年夏号(第06号)
2006年春号(第05号)
2006年冬号(第04号)
2005年
2005年秋号(第03号)
2005年夏号(第02号)
2005年春号(第01号)
これまでの特集
トランプのアメリカ
女性と政治
ファミリー・ネームから考える家族関係
シングル・マザー
日本と海外の子育て事情
非営利団体(NPO)で働く
国際機関で働く
マイブーム ~ 私がいま夢中になっていること
世界の新年の祝い方
Eデート体験記
サッカーへの熱い想い
世界に散らばる家族
語学習得への道
40代の過ごし方
日本にいる高齢の親を想う
ソーシャル・メディア
留学の意義を再び考える
復興へ
離婚
地震
高齢になったら
ボランティア
各国出産体験記
受験事情あれこれ
医療保険
新しい日米関係
食を考える
身近に感じる経済不況
異文化の架け橋
女性の社会進出
NPO
2008年大統領選挙
ワシントニアンが伝授する知られざるDCの楽しみ方
環境:私たちにとっての地球
芸術
国際協力
医療
教育への思い
私の夏
戦後60周年特別企画II
戦後60周年特別企画I
ワシントンと私
連載一覧
ワシントンと私
人・マイライフ
世界の街から
世界の家庭料理
家族の風景
私の本棚
旅・ギャラリー
特別寄稿
随筆